いもうとが黄色を選んだ理由
わたしは三姉妹の長女です。
大人になってからはバラバラに住んでいますが、わたしたちは仲の良い三人だった、と思います。
今回は真ん中の妹の話を。
小さい頃の彼女は、ある時からなんでも黄色を選ぶようになりました。
ケーキはモンブランを選ぶし、
花も黄色が好きだったし、
何か選ぶときに黄色であることが理由になったり、していました。
ある時、そのことに気がついたので、「そういえば、なぜいつも黄色を選ぶの?」と聞いてみました。
すると、想像もしていなかった理由が、はっきりしました。
なんと、
おすもうさんの、「水戸泉」のマワシが黄色いから、だったのです!!!!!!
つまり彼女は、水戸泉が好きだったのです。
では、なぜ、水戸泉が好きになったのでしょう?
しかも、若貴フィーバー(ふ、古い?)の、あの時期に。。。
それは、あの豪快な塩のまきかたと、
塩をまいたあとにご自身のボディをバチンバチン!と叩いて気合いを入れている姿、
そんなところが好きだったようです。
その姿を見ているうちに、マワシの黄色が好きになり、なんでも黄色を選ぶようになった彼女・・・
今となっては「絶対黄色!」というような選び方はしていないようなのですが、
当時、「ええええ〜っ!何、その理由。最高すぎる!」と衝撃が走った事、今も忘れられません。
誰にでも、それを好き!と思った理由が、きっとあるはずです。
『昨日の夢にあの人が出てきてから、なんだか気になってしまう…』という思春期だって、ありましたよね。
さあ、今一度、あなたが手にしているお気に入りのモノを、なぜ好きになったか?少しだけ考えてみてはいかがでしょう。
意外に面白い理由があるかもしれません!
さて、そんなわけで今回は、黄色いマワシのお相撲さんを描きました。
DO・SU・KO・I☆マルガオです。